平和を考える・・・ ライブラリー1
はだしのゲン
原作・製作・脚本:中沢啓治
監督:真崎 守
<アニメーション 84分>
1945年8月6日、原作者の中沢啓治は広島で被爆。その体験をテーマにした劇画「はだしのゲン」は、全国の少年少女に今でも愛読され、ベストセラーになっている。アニメは、太平洋戦争末期から原爆投下、さらに敗戦からその後にいたる広島市を背景に、元(ゲン)がさまざまな困難や苦しみにめげず、持ち前のバイタリティで生き抜いていく姿を、時には笑い、時には熱い涙を交えて感動的に描いた名作です。
ガラスのうさぎ
原作:高木 敏子
監督:四分一 節子
声の出演:竹下 景子 最上 莉奈
<アニメーション 84分> ※字幕付き作品あり
映画「ガラスのうさぎ」は、12才の少女が東京大空襲下の体験を通して、戦争の本当の悲惨さや恐ろしさを知り、その後の混乱と厳しい生活を生き抜きながら、平和への願いを渇望する作品です。
「60年前の日本には、敏子ちゃんと同じような子ども達がたくさんいました。そして今も世界のどこかで”敏子ちゃん”は生まれています。子ども達の未来は、明るく平和であってほしい。そんな思いでお母さんを精一杯演じました。」
(竹下 景子)
NAGASAKI1945
アンゼラスの鐘
監督・脚本:有原 誠治ナレーター:小林 桂樹
<アニメーション 80分> ※字幕付き作品あり
1945年長崎。被爆地に近い浦上第一病院(現・聖フランシスコ病院)で自ら被爆しながらも医療活動を続けた医師・秋月辰一郎氏(本作完成後の昨年10月死去)を主人公にして製作された作品です。
かろうじて生き延びた人々と共に試練に耐え、医学の限界と人間の無力さを感じながらも医療活動に従事した青年医師とその周辺の人々の苦闘を、秋月氏の著作等を参考文献に現在の視点も交えて描いています。

マヤの一生
原作:椋鳩十 監督:神山征二郎 脚本:加藤伸代/神山征二郎
声の出演: 篠田三郎 伊藤留奈 田中康郎/平林尚三/笹岡繁蔵/田原アルノ (アニメーション映画75分)
1941年(昭和16年)3月。鹿児島県加治木町の久保家に、1匹の仔犬が届きました。猪猟をする熊野犬。真っ黒な瞳の子犬は、マヤ(釈迦の母の名前)と名付けられました。久保家は、女学校教師のお父さん、やさしいお母さん、一郎、次郎、三郎の5人家族で、マヤはお父さんの知り合いの猟師に送ってもらったのです。マヤと次郎はあっという間に大の仲良しになりました。しばらくして、久保家にはニワトリのピピ、捨て猫のペリが加わり、5人と3匹はたいへん仲よく暮らしていました。しかしこの年12月、太平洋戦争が始まり国民すべてが戦争に巻き込まれていきました。それから3年。日本は食べるものにも困っていました。久保家のみんなもいつもおなかをすかせていました。それでもマヤや次郎たちは毎日楽しく暮らしていました。そんなある日「この食糧難の時代に犬を飼うのは贅沢だ」という理由で犬を殺すという命令がきました。お父さんは「マヤは家族の一員だ」といって抵抗します。級友たちからは非国民と罵られても耐える次郎。家族みんながマヤを守ろうと一生懸命でした。しかしとうとうお父さんの留守にマヤは無理やり連れて行かれてしまいました。マヤがひとりぼっちではかわいそうと次郎と三郎は一緒について行きます。マヤの運命は・・・・・・・・

うしろの正面だぁれ
原作:海老名 香葉子
監督:有原 誠治
(アニメーション映画 90分)
かよ子の家は、五代続いた釣竿づくりの「竿忠」。昭和16年、弟が生まれて姉である喜びを実感するのも束の間、12月8日太平洋戦争へ突入。町には出征兵士を見送る姿が見られ始めます。B29爆撃機の来襲が頻繁になったので、かよ子はたった一人で沼津のおばの所へ縁故疎開をすることになります。そして、昭和20年3月9日の夜、沼津で箱根の山脈越しに真っ赤に燃える東京を見たかよ子は・・・。
かんからさんしん
原作・脚本:嶋津与志監督:小林 治
(アニメーション映画 78分)
マサの島に戦が押し寄せてきた。
お父ぅも真吉先生も洋子先生ぜんぶ部隊にとられてしまい、13才祝いを済ませたばかりのマサは、お父ぅから預かった家宝のサンシンを背負い、一家の主となって奮闘する。いよいよ米軍上陸。激戦が続き、兵隊も島の人々たちも洞窟壕へ追い詰められた。
兵隊たちは米軍の投降勧告に応じず「全員玉砕!」の命令がくだる。
手りゅう弾が配られ緊迫した中、海上の米軍ボートからなつかしい島唄が聞こえてくる・・・。
沖縄から平和のメッセージ。 沖縄戦を真正面から描きながら、「いかに死んだか」ではなく「いかに生きたか」を“カンカラサンシン”に託して語りかけます。
1661名を命を乗せた出航した疎開船の悲劇・実話のアニメ映画化~
対 馬 丸 ~さよなら沖縄~
原作:大城立裕監督:小林 治
(アニメーション映画 70分)
船の名は「対馬丸」(約7000トン)
鹿児島県の奄美諸島・悪石島沖にいまなお海底に眠る子どもたち・・
1944年の沖縄。
翌年には沖縄が戦場になろうとしていた時、「対馬丸」には日本軍の命令で九州へ疎開する沖縄県民1661名が乗っていました。船は米軍潜水艦の魚雷攻撃を受けて10分足らずで沈没。
1504名の人々が一挙に海に呑み込まれ、このうち789名は8才から14才までのまだあどけない子どもたちでした。生存者も海を1週間ほど漂流したあと、軍の機密としてこの事実を他人に話す事が禁じられました。国の、軍の都合だけで、何も知らず死んでいった沖縄戦のもうひとつの悲劇・・・。
チンパオ
監督:中田 新一
出演:田村高廣 岩崎ひろみ 江藤潤 根岸季衣 厳敏求 徐可心
(劇映画95分) ※字幕付き作品あり
熊本でひっそりと暮らし76歳を迎えた相沢健(田村高廣)の元に今年も戦友会から便りが届く。中国謝罪の旅への招待に息子の智明(江藤潤)は、同行すべきと父に語気を荒げて勧める。傍らには「また始まった」という顔の嫁・典子(根岸季衣)と孫娘・静香(岩崎ひろみ)が。怒りを呑み込み、席を立つ相沢には、実は忘れがたい戦下の中国の思い出があったのだ。
1945年春。人民軍との戦闘で敗色の気配が漂いはじめる中、物資の尽きた前線基地で日本軍部隊は、食料徴発と称して中国農民の家畜や穀物の略奪をたびたび繰り返していた。学徒出征兵で従軍していた若き相沢(大浦龍宇一)も、慣れない所作で徴発に 参加していた。
両親を日本兵に殺され、幼い妹チンホイと暮らしていた中国人少年チンパオも、大事な牛をそうした部隊に連れ去られてしまう。「牛を返してくれ!」と叫びながら、追われても追われても部隊についていくチンパオたちに、相沢は次第に同情するようになり、上官の堀軍曹もチンパオの牛を殺すことにためらいを感じるようになる。しかし、新たに加わった部隊との混乱は痛ましい悲劇となって、その後復員した相沢を50数年に渡って苦しめることになる・・・。

アイ・ラヴ・ピース
監督:大澤 豊
出演:忍足亜希子・林康文・アフィファ
(劇映画 118分) ※字幕付き作品
1000万個の地雷がいまだに埋設されたままのアフガニスタンで、人々が最も高い感心を寄せる義足製作についての日本の支援活動。この映画は地雷で片足をなくしたアフガニスタンの少女と義肢装具士を目指すろう者の日本女性との関わりのなかで、"NGOボランティア活動の意義"や"平和の意味"について深く考えさせられる作品です。
※特別料金作品
[アニメ] ●猫は生きている(75分)●ぞう列車がやってきた(80分)●白旗の少女琉子(61分)
●火の雨がふる(80分)●ライヤンツーリーのうた(85分)●クロがいた夏(70分)
[劇映画]●せんせい(103分)●ムッちゃんの詩(100分)・・・etc.
