鶴 彬 こころの軌跡 ドキュメンタリードラマ

戦争へと向かう激流に立ちふさがる、若き詩人の魂
名匠 神山征二郎監督が万感の想いをこめて放つ、清冽な映像詩


昭和初期、日本が中国への侵略戦争に突入していく暗黒の時代に、「川柳」の革新と芸術的向上を目指し、その「川柳」を武器に反戦・反権力を貫いた一人の若者~鶴 彬(つる あきら)がいた。
 鶴彬(本名喜多一児)は、1909年に生まれ、15歳の頃から川柳を作りはじめる。
軍隊内での反戦活動で逮捕、2年間の服役。1937年に治安維持法違反で再逮捕され、留置場で赤痢にかかり、翌年29歳の若さで亡くなるまでの短い間に1000を超える句と90余の評論、自由詩などを残した。
 鶴彬生誕100年を迎える今日、鶴の作品と生き様を通して、あの暗い時代へと歴史がう押し戻されそうな危険性をともなう現代に鮮烈なメッセージを届けたいという地元石川県民の熱い想いをと、様々な困難を強靭な意志で乗り越えた名匠・神山征二郎監督によりドキュメンタリードラマとして完成。

   ■神山征二郎監督作品 ■ドキュメンタリードラマ〈1時間30分〉
   ■出演/池上リョヲマ・樫山文枝・高橋長英・安藤一夫 ■ナレーション日色ともゑ