特集!新・あつい壁 中山節夫監督渾身の力作
2008年度文化庁上映支援事業に
『新・あつい壁』が採択されました!
2008年度(平成20年度)後期10月から3月までの文化庁の上映支援事業に“『新・あつい壁』全国縦断上映会”が文化庁より「採択」通知が全国映画センター事務局(映画センター全国連絡会議)に届きました。いわゆる全国各地の「映画センター」が取り組む『新・あつい壁』上映について、文化庁より「(日本映画)鑑賞機会を充実するための特色ある上映活動」として認められた事になります。
作品の紹介
あらすじ
まだ駆け出しのフリー・ルポライター卓也は、たまたま取材で知り合ったホームレスの男・友田から、50年前に起きたある殺人事件の話を聞かされた。「俺は、その犯人のせいにして盗みをはたらいてな。ところが後で、その犯人が死刑になったって聞いた。無実かもしれねえという話も・・・。」卓也は、これを取材すれば、もしかするといい記事が書けるかもしれないと考え、知り合いの編集長・福島に相談する。しかし、福島は打ち合ってもくれない。あきらめきれない卓也は、友田の話を手がかりにしながら、事件のことを少しずつ調べはじめる。それは、熊本県で起きたハンセン病患者が犯人とされた事件だった。卓也は熊本行きを決意する。
熊本県にある国立療養所恵楓園の自治会を訪れた卓也は、そこで、当時のことにくわしい入所者、増井と佐伯らに出会う。そして、その入所者たちから、当時の事件や裁判についての詳細な話を聞かされる。それは、聞けば聞くほどに、犯人とされ死刑となった男・勇吉の無実を思わないではいられない話ばかりだった。さらに卓也は、勇吉の最後の教誨師として関わった牧師・坂上から、当時の裁判に直接関わった書記官の証言として、「みんなで勇吉さんを、ボロ雑巾のように死に追いやった」という話を聞かされる。そこにあるあまりにも深い差別の闇に、卓也は言葉を失う。
卓也はさらに、増井と佐伯から、ごく最近、熊本県内でおきた宿泊拒否事件と、そのいきさつの中で恵楓園入所者に送りつけられてきた数百を超える誹謗中傷の手紙やメール、電話のこと、その内容のひどさを知らされる。50年前の事件の中にあった偏見・差別は、決して過去のことではなかったのだ。 “記事になる”という興味本位な気持ちで取材を思い立った卓也の中に、少し変化が生まれてきていた。取材を終えて東京に帰った卓也は、再度、福島に原稿を記事にしてくれるよう頼みに行く。そこで卓也は、さらに新しい事実を知ることになる。・・・
キャスト&スタッフ
出演:趙珉和 /安藤一夫 /左 時枝 /夏八木勲(特別出演) / ケーシー高峰/高橋長英 常田富士男(友情出演) 原 佳音/山辺有紀/永野典勝 河原崎建三/
伊藤 絋/堀内正美/小倉一郎/中村たつ/檜よしえ 倉崎青児/島 英臣/松崎謙二/
渡辺 聡/亀井次郎 畑中裕二郎/志村 康/工藤昌敏/森本美代治/入江章子/
小笠原嘉祐/西島国介/築地豊治/佐藤 進/森川 茂/栗原英俊/内田よしひろ/
本武和彦/細川利昭/吉岡恭子/島崎奈々/大塚知益子/大塚みなみ




企画:映画「新・あつい壁」製作・上映実行委員会
全国ハンセン病療養所入所者協議会
企画協力:神美知宏/志村 康
詩:谺 雄二
制作:中山節夫
脚本:横田与志
脚本協力:大竹 章(全国ハンセン病療養所入所者協議会)
プロデューサー:佐々木裕二
「新あつい壁」製作・上映実行委員会
実行委員長:坂本克明

監督:中山節夫
撮影:古山 正
音楽:小室 等
照明:清野俊博
録音:福田 伸
美術:山田好男
編集:川島章正
記録:石川恵与
助監督:山田敏久
制作主任:山岸秀起
キャスティング:北川義浩
監督助手:湯浅 真/山田祐輔
撮影助手:坂上宗義/山田康介/伊庭隆行
照明助手:原 由巳/金子秀樹/島内宏二
録音助手:永口 靖
音響効果:福島行朗
編集助手:麓 聖子
ネガ編集:岡安和子
装飾助手:牧野 誠
持道具:白田雅子
衣装:波多野芳一
ヘアー・メイク:熊田美和子
スチール:大塚 守
制作進行:簗田智哉/井上智博
現像:東京現像所
タイミング:桑山太郎
技術:岸本義幸
業務:今屋真一
ラボ営業:小林弘人/濱野もも
マイクロバス:細川利昭
照明トラック:小宮山光之
配給:映画センター全国連絡会議
上映会開催に関する申し合わせ
製作上映実行委員会が直轄する地域
熊本県・鹿児島県・宮崎県の南九州地域で上映会をご希望される方は、「新・あつい壁」製作上映実行委員会(事務局熊本映画センター)が窓口となります。
「上映会開催に関する申し合わせ」を基本に、各地の取り組み状況なども勘案して、個別にご相談しながら調整を進めていきます。
「上映会開催に関する申し合わせ」とは・・・
上映の実績と資料のページに資料として掲載されています。→ こちらからどうぞ また、映画の公式ホームページ「中山監督の『新・あつい壁』映画製作ノート」の右コーナーにある[上映会開催ご希望のみなさまへ]からもご覧になれます。
映画の公式ホームページは こちら から入れます。
上記の地域を除く全国各地
全国的な上映については、、「新・あつい壁」製作上映実行委員会から委託された映画センター全国連絡会議(全国映画センター)を窓口にし、ご希望の上映会開催地の最寄の「映画センター」をご紹介します。最寄の映画センターについては、全国映画センター事務局にお尋ね下さい。
各地の映画センターは、各地特有の条件も勘案して、個別にご相談しながら上記の製作上映委員会「上映会開催に関する申し合わせ」を基本に上映会が成功するように調整して進めていきます。